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アントニ・ガウディ氏のホロスコープ

皆さん、こんにちは〜!

昨日書いたブログで

サビアンシンボル
「空の星座」が出てきたので
(息子の火星!)

その繋がりで
過去の偉大なる建築家
アントニ・ガウディ氏
のホロスコープを
有難く拝見した事を
思い出していました。

ガウディ氏の星にも
この「空の星座」が
輝いているのですよ。

ガウディ氏の建築で
最も有名な
「サクラダファミリア」
の着工は1882年。

まだ無名だったガウディは
その翌年に2代目の建築家として
大抜擢され、その建築に
生涯を捧げました。

未だ未完成のその教会は
未来を生きる方々に引き継がれ
完成まで300年かかると
言われていましたが、

ITのおかげでそれが
大幅に短縮されて、今は

2026年に完成予定だと
発表されています。

あと7年!!!

そしてこれは
ちょうどガウディ氏没後100年。

・・・人間の都合に
合わせたのでしょうか?

ガウディ氏は

「サグラダファミリアの建築を
急ぐ必要はない。

僕のクライアント(神)は
急いでいるわけではないからね」

というような言葉を残しています。

時間を短縮して

「神のために」建築していた
ガウディの想いが

どこまで反映されるのか
わかりませんが・・・

自分の作品を
生きているうちに完成させる
という普通の欲よりも

納得のいくものを
一生涯を捧げて作り上げるという・・・

これだけのことを成し遂げる人は
地星座と不動宮が強いに
決まってる!(笑)

と、確信しながら
ホロスコープを拝見しました。

Astro.comで作成
合ってるかな・・・

アントニ・ガウディ氏

誕生日は1852年6月25日(金)
スペイン・レウス生まれ

ウィキ◯ディアで調べたら

もう170年程前のことなのに
出生時間が9時半と書かれています。

正確かどうか不明ですが
その辺りという事でハウスも拝見。

アセンダントは地の乙女座ですが
あと十数分出生時間が早かったら
獅子座に。

*以下個人的な見解が続きます*

不動の獅子座でも納得できますが
でもやはり
役割をきっちりこなすところや
植物の構造を正確に
模写している観察力の鋭さからも
アセンダントは乙女座で
合っているのではないかと思います。

一つのことをコツコツと
続けたところからも

MC牡牛座で
合っていそうですよね。

幼い頃はリューマチに
悩まされていたとか。

6ハウスのカスプは
水瓶座か山羊座か・・・

と考えると出生時間に
大きな違いは無さそうだと
仮定してます。

とすると、やっぱり

地の星座が強く、
不動星座も強い、ですかね。

太陽と月は活動宮ですが。

リュウマチの療養も兼ねて
訪れていたリウドムスという村で
自然を観察していた経験から

自然の構造を尊敬、理解して
建築を設計していました。

乙女座の観察力、分析力が
発揮されていますが

やっぱり
ガウディ氏「らしい」のは
獅子座金星だと思います。

建築で思う存分
創造力を発揮して
自己表現していますね。

12ハウスにある金星は
隠れた恋愛。
(普遍性を求める
11ハウスの可能性もあります)

葛藤のあるアスペクトも複数あります。

隠れていたわけではないと思いますが

相手に婚約者がいたり
残念ながら結婚に至ることは
なかったようです。

その金星の
サビアンシンボルは

空の星座

時代の流れによる
価値観の変化に振り回されない

永遠を感じるものに憧れ
いつまでも色褪せない
普遍的で本物の美しさを求める・・・。

12ハウスだと
奉仕する事、
スピリチュアルな事、

そういったことに
喜びを感じる配置です。

そして驚くのは
アスペクトの多さです。

太陽は
マイナーアスペクトを合わせたら
7個の星と響き合っています。

金星のアスペクトも多いですね。
みんな多い。

複合アスペクトを作りやすく
人生に変化が多かったと読めます。

星は偏っている訳ではなく
7つの連続する星座に
9個の星が配置されている

「ロコモーティブタイプ」

自分の星を使って
才能を発揮しやすく
精力的に目標に向かって邁進する

そして逆境をバネに
更に飛躍していく配置でもある。

結果的に生涯独身でしたが

火星がアセンダントの近くにあり
開拓精神旺盛で

1人でいる事、孤独である事を
周りが思うほど
恐れていなかったのではないかと
想像したりしています。

聖堂や神に関わる建築に
携わっていますが

信仰心を持ったのは
遅かったようです。

若くしてお兄さんやお母さんを亡くし
神に対する怒りすらあったようで
ずっと無神論者だったとか。

信仰や神に関わるのは

射手座=9ハウス

時間が正確なら
プラシーダスでもコッホでも
インターセプトと言って
射手座と双子座が隠れています。

9ハウスの星も
公転周期の遅い

土星、天王星、冥王星。

後年まで射手座らしさを
発揮しずらかったとも読めます。

乙女座の火星が
信仰心と繋がる気が
していますが・・・。

隠れている双子座には
水星もありますので

口下手だったと言う説も
当たっているのかな。

でも心に響く「名言」を
沢山残している事からも

その資質を内側で大事に育てて
後になって発芽したのだと思うんです。

太陽は蟹座の3度。

サビアンシンボル は

ズミと議論する猫

謙虚に自然と向き合い
そして周囲に対して
弱気なようでいて
アセンダント近くの
火星の援護を得て
しっかり自己主張する(笑)

意志の力が強く
忍耐力もある度数です。

月は天秤座で
サビアンシンボル は

眼鏡越しに覗き込んでいる教授

(十数分出生時間が遅ければ
「鉱山から出てくる鉄鋼労働者」)

自分の知識、過去の学びを
教え導いたり表現する度数。
研究者的なところもあります。

太陽は蟹座なので
チームで作り上げる

建築現場においては
大いに発揮できる
才能だったのではと思います。

詳細な設計図は無く
大型の模型や実験道具だけだった
みたいですし・・・。

それで意志を伝えられたって
結構凄い・・・。

金星の話に戻りますが、
葛藤のアスペクトもあり
傷付くことも多くあったでしょう。

確かに晩年は孤独でした。

身なりにも構わず
浮浪者のような服装だったとか。

路面電車にはねられた時に
浮浪者と間違われて
処置が遅れたことが理由で
天に召されたわけですが
顔は穏やかだったそうです。

確かに孤独を紛らわすかのように
サクラダファミリアの建築に没頭して
人生を神に捧げているようでした。

でもこの金星を見て

奉仕すること

普遍的な美しさを求めて
その美を表現していくこと

それは大きな喜びであり
孤独という装いを纏いつつも

最期まで自己表現をして
「自分」の人生を創造していた。

そんな風に想像しています。

ガウディの残した名言の一つ:

「オリジナリティは
原点に戻ることにある」

他とは違うものを作り出すにしても
不要なものを付け足してはならない

そんな言葉も残しています。

子供の頃に観察した自然から
いつまで見ていても
飽きない植物の構造は

美しいであると同時に
機能的で不要なものは一つもない

そして

何千年、何万年という時を経て
完成されてきた自然の構造に
人間が勝てるはずもない。

オリジナルと言っても
結局は自然の構造のマネであり

そこからの改善だけが
普遍的な美であると
いうことなのでしょうか。

ガウディ氏は生涯を捧げた、

きっと落ち着く場所であったと思われる
サクラダファミリアの地下で
安らかに眠っています。

没後100年目の2026年。

私の独断で読んでいくと
2026年後半〜2027年は
トランジットの海王星が

ガウディ氏のホロスコープにとって
特徴的な場所に
あるように思いました。

ホロスコープは
経過図を切り取ったもの。
没後もずっと空の星たちから
影響を受けるとされています。

完成すると言われるその時期に
再びガウディ氏が注目を
浴びるのかもしれません。

楽しみですね!!!

12年前に訪れた時の写真

今のサグラダファミリア
ホームページ

今日も最後までお付き合い頂き
有難うございました♡

ゆりこ

作成者: ゆりこ(松田有里子)

西洋占星術を中心とした講座、個人鑑定、ワークショップを開催しています。

太陽:獅子座
月:天秤座

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