土星は今夜15日23時48分頃
順行へと戻ります。
そしてその約7時間後、
明日11月16日6時29分ごろ
牡牛座の月と蠍座の太陽が対峙し
牡牛座満月になります。
バラバラになったピースが
バシバシと
あるべき場所へ収まっていくような
収束の時間が始まります。
でも元に戻ると思ったのに
歌舞伎の廻し舞台で
ステージがくるっと変わるように
前とは全く違う景色に
なっているかもしれません。
牡牛座満月時の東京の天空図
ARI占星学総合研究所のスタナビで作成:
http://www.arijp.com/horoscope
ちょうど東の地平線から
太陽が昇る時間。
「夜明けぜよ〜!」
の、満月ですね。
水平線上で太陽と月が向き合います。
その月は
革命の星・天王星と重なり
目覚めの時が来たことを
改めて示しています。
海外からの圧で
変化を求められる、もしくは
抵抗する力をつけていく、
そんなタイミングかもしれません。
地星座の天体や
不動星座の天体が目立つ星空の元、
前日15日に順行へ戻った土星は
足元でどっしりと構えています。
悪しき習慣が刷新されていく中で
「社会」と「個人」の求める変化が
対立しながらも、理想を超えて
着実に動いていく時がきたようです。
満月時の月のサビアンは
好き勝手サビアン「牡牛座25度:大きく手入れの行き届いた公共の公園」
対する太陽のサビアンシンボルは
好き勝手サビアン「蠍座25度:X線」
安心できる環境に身を置き
まず自分を満たして
心に余裕ができることで
本当の意味で周りに貢献できる。
優雅に見える公園も
自然そのもとのは違って
誰かの気遣いと労力で
邪気が払われているから
美しく保たれています。
それを感じ取れる余裕が
求められています。
余裕のない、
表面だけの美しさは脆い。
日本は安全、というのは
他国と比較すると
間違いではないのですが
少し前の日本と比較すると
今まで通りの感覚では
いられなくなりました。
現実から
目を背けるわけにもいかないし
かと言って
ネガティブなニュースに
引っ張られるわけにもいかない。
特に時代が大きく変わる今、
これまでとは
常識が大きく変わっていくでしょう。
同時に、
十分だった自分の器も
色々なものが蓄積されて
小さくなってきたり
傾いてきたりして
いつの間にか
余裕がなくなっている、
なんてこともあります。
改めて現状を把握して
自分の新たな、図太い
「安心軸」を作っていく
タイミングのようです。
そして太陽と月・天王星の
葛藤を調停するのは
4ハウスの海王星。
カギは創造力、でしょうか。
目の前の景色に
NOはNOと毅然と認めながら
希望や美しさを
どれだけ見つけ出せるか
目の前の景色から
数十年後の世界が見えるか
様々なことをイメージして
点と点をつないでいく作業を
淡々と進めていきながら
まずは日常を
プチ改革していきましょう。
今日も最後までお付き合い頂き
有難うございました♡
松田有里子