5. 双子座と言語感覚

シュタイナーの12感覚と12星座

〜シュタイナーの12感覚と12星座〜

双子座に対応する超感覚は
「言語感覚」です。

これは星座(サイン)の
意味合いとリンクしていて
わかりやすい・・・ようでいて
奥の深い感覚です(笑)

シュタイナーの12感覚論では
社会と関わる「上位感覚」。

20歳頃までに育つと言われる
思考に関わる感覚です。

一つ前の牡牛座は
「思考感覚」でしたから
そこで育った思考を
関わる人に伝える感覚。

双子座といえば
得た情報を
自分の言葉を通して
風のように
ふわりと広げる
軽やかな人ですね。

このように、言葉は
情報だけでなく
思考や感情、哲学等
内に秘めたものを
表に出して伝える
”ツール”として
考えられている傾向が
ありますが、

超感覚で言うと

「自分の中から
言葉を生み出す」感覚

「行間を読む」感覚

でも、あります。

「言葉が降りてきた」

経験のある方も
多いのではないでしょうか。

作家の方やブロガーさん等
言葉を扱って
仕事をされている方は
身近な感覚だと思います。

そして
詩、俳句、短歌を
作ったり読んだりする能力、

その短い文に
哀愁を感じたり
意味合いを理解したりする能力は

この言語感覚に関連します。

最近の話題で言うと
「令和」という元号を聞いて
私たちはそれぞれが
色々想いを抱えたのは
この超感覚にリンクするように
感じています。

言葉には感情や真心が
乗っているのですね。

言葉に乗った感情を理解したり
言葉に感情や思考等を乗せて
解き放てる方は

この「言語感覚」が鋭い方、

つまり
言葉に力があることを
直感的に感じ取り、

「言霊」を使える人とも言えます。

更に深いところで考えると

私達が詩や短歌等に
懐かしさや
心に響くものを覚えるのは

「言葉で伝えないとわからない」
個と個の間柄でありながら

集合無意識では
お互いが繋がっているという事、

故に
それを思い出させる
言葉を使えば
どんな人とも
理解し合えるという事を
感じ取っているから、

と言えるかもしれません。

シュタイナーの12感覚論と
占星術的観点をつなぎ合わせると

母音が
身体の臓器と惑星に、
子音が
身体部分と星座(サイン)

という関係性が
浮かび上がるようです。

言葉は
母音と子音の組み合わせですが

感情が母音で表されて
それ以外の物質的なものは
子音で表されるという
解釈もあります。

シュタイナーは
以下のような関連性を持つと
書いているようです:

母音:
a=金星 i=水星 u=土星 
e=火星 o=木星
au=太陽 ei =月

子音:
w=牡羊座 r=牡牛座 h=双子座 
f=蟹座 t=獅子座 b=乙女座 
c=天秤座 s=蠍座 g=射手座
l=山羊座 m=水瓶座 n=魚座

身体と宇宙、
マクロコスモスと
ミクロコスモスの照応を
感じますね。

私たちは言葉を聞いて、
その中に秘めた精神性を
本当は身体で
感じ取っているのでしょうか。

音楽を体で表現するという
「オイリュトミー」という
シュタイナーの音楽教育では
そうする事で内にあるものを
芽生えさせるという見解が
あるようです。

そして
日常的なところで
この「言語能力」を伸ばすには

反対に位置する射手座の
「運動感覚」が関係してきます。

何となく経験
ありませんか?

走っている時
歩いている時等
運動している時に
ふっと言葉が浮かぶ感覚。

体を動かして
頭の中にスペースができた時に
宇宙や集合無意識とふと
繋がる世界が現れるのかもしれません。

そしてその言葉は
あなたが周りに伝えて
何かを人々に思い出させるよう
湧き出てきた可能性もあるのです。

是非、降ってきた言葉は
アウトプットしてみてくださいね。

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