気が付けばもう
蠍座の真ん中まで
進んできました。

向かい合っている
牡牛座の資質が
流れ込む前の
蠍座のピークに
達する度数です。

蠍座のキーワードでもある
「組織」「権力」「支配」

子供が
無邪気に砂山を作って
遊ぶように

本能的な欲求を叶える為に
ただ夢中になる姿は
周りを惹きつける魅力があります。

5、という数字は
遊びの要素が入りますから

支配者、というのは
そうしたくてなるより

子供が自然と考える
「自分の思い通りにしたい」

というワクワクの
延長線上のことなのかも
しれません。

ただ先ほど書いた通り
対向する牡牛座の
相反する資質によって
ショックを受ける度数へと
突き進む前段階です。

砂が集まって山となれば
一人では難しい
大きな物事を
成し遂げられますが

一度大波が砂山に
到達すれば

あっという間に
崩れ去ってしまう
脆さがあります。

このサビアンシンボルを
お持ちの可能性がある
有名人の方は・・・

物理学者・化学者の
マリ・キュリーこと
キュリー夫人。

放射線の研究で
女性で初めて
ノーベル賞を
受賞された方
（2度受賞）。

個人的には2度前の

蠍座13度の「実験をしている発明家」

であって欲しかったのですが（笑）

高い確率で
こちらのサビアンです。

太陽、土星
金星、火星が蠍座。

更に太陽と土星は
重なりますが

その180度反対側には
蠍座の支配星である
冥王星が牡牛座にいて
ぴったり向き合います。

凄まじい忍耐力。
研究者になるための
ホロスコープという感じです。

月は魚座で水星は射手座。

性別や身分という
壁が今より
高くそびえていた当時は

大きな夢を叶えたり
才能を開花させることは
今の私たちには
想像を絶する困難が
あったはずです。

ただ、
それでも夢中で
学んでいたマリ・キュリーは

その魅力を理解してくれた
素晴らしい旦那様に
巡り会いました。

プライベートでも仕事でも
パートナーであった
ピエール・キュリー氏と
育児に協力してくれたという
義理のお父さん。

お金に困って
進学を諦めようとしたら
友達が奨学金を
申請してくれたり

きっと他にも
大勢いたであろう
サポーターの協力を得て
偉業を成し遂げられた方だと
思います。

☆*:.｡. oo .｡.:*☆

人の心理を見抜けるあなたは

所属する
チームやサークル
部署、会社、ローカル社会

どんな規模であれ
自然とリーダー的立場で
その場を「コントロール」
されているのでは
ないでしょうか。

ただ、そこで

「支配している」事を
意識してしまうと

その組織は
崩れやすいかも
しれません。

クリエイティブに
楽しく

「仲間」と同じ目線で
目的を大きく
育てようとする姿が

逆に求心力を強めて
カリスマ的リーダーに
なるのでは無いかと思います。