10. 水瓶座と嗅覚

シュタイナーの12感覚と12星座

〜シュタイナーの12感覚論と12星座〜

水瓶座に対応する超感覚は
「嗅覚」です。

私たちは一日中何かしらの
匂いを嗅いでいますが

嗅覚は直接
「大脳辺縁系」に
働きかけるので

記憶や本能とより早く
繋がりやすい感覚です。

*他の感覚は
「大脳神皮質」で
認識された後に
「大脳辺縁系」に
刺激が伝わるのだそうです

思考よりも早く
過去の記憶がぶわっと
広がりますよね。

だから人によって
好きな香りや苦手な香りが
違うのでしょうか。

金木犀の香りを嗅ぐと
春を感じて嬉しくなったり

ぬか漬けのちょっと
刺激のある香りを嗅いだら

おばあちゃんを思い出して
ほっこりしたり。

同じ「雨」の匂いでも

怒られて家の外に出された時の
悲しい思い出に
リンクする人もいれば

ソウルメイトと出会った時の
ときめいた思い出に
リンクする人もいます。

男性は、ある
アロマオイルを嗅ぐだけで
母乳の香りを思い出して
安心感を得たり
自信がついたりするそうです。

水瓶座の嗅覚は
それほど記憶や本能に
強く結びついているので

話を聞いて
「嘘くさい」

見た目は良い人なのに
「胡散臭い」

評判は良くないけれど
「これは本物だ」

そういった事を
思考よりも早く、
瞬時に判断できる能力と言えます。

そしてその延長線上に嗅ぎとれる
まだ形のない「未来」の匂い。

水瓶座(天王星)のキーワードは

革命、インターネット、
ネットワーク、コンピューター

周りの人に対しても
超感覚を使って
未来を共にする仲間なのか
今だけの付き合いなのかも
嗅ぎ分けたり。

今までにないものを
創り出す行為は

組織の腐った匂いを
嗅ぎ取って壊し

何かしらの
ビジョンを「嗅ぎ取って」
新しいものを生み出す

そういった感覚が元に
なっているのかもしれません。

Appleを創設した
スティーブ・ジョブズ氏は
水瓶座の水星が
ノーアスペクトで
とても水瓶座の性質が強い方でした。

iPhoneから何かを
嗅ぎ取っていたのでしょうか。

水瓶座の強い方は
とても不思議で、

以前
水瓶座に複数の個人天体を
お持ちの方の鑑定を
させて頂いたのですが、

「予知能力はないけど
そこにあるはずがない
匂いを感じた事がある」

とおっしゃっていて、
それがその後の出来事と
リンクしていたということに
驚いた事があります。

水瓶座に月がある方等に聞くと
漠然と近い将来のことを
予知できている方も
少なく無いのです。

そしてそれを
嗅ぎ分けられたとしても

情熱を持って
匂いの元を探求していかなければ
何も壊せず
何も生み出せません。

水瓶座の「嗅覚」は
獅子座の情熱を維持する
「熱感覚」がないと
ただの断片で終わってしまうし、

獅子座の熱感覚は
水瓶座の嗅覚を使って
熱を受け止めてくれる
魂の「仲間」を見つけなければ
自分の中の火を
燃やし続ける事が難しい。

水瓶座の嗅覚を鍛えるには
より多くの人に会って

それぞれの人が発する
熱というかオーラというか

それを体感する事が
近道かと思います。

もし子供であれば
香水やタバコ等の
人工的な匂いを避ける事も
この超感覚を呼び覚ます為に
大事なことかもしれませんね。

自分の中の熱を
未来に繋げる事が出来たら
よりブレない人生になり

それを未来の仲間と
共有する事で
それぞれが個性を発揮しながら
調和のとれた社会に築き上げるという
新たな時代の
基盤になっていくのだと思います。

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