ガンだった義父を見送って改めて思うコロナの事

ブログ

皆さん、こんにちは。

珍しく?
星とは関係の無い投稿です。

☆*:.。. oo .。.:*☆

先週、

義父が他界しました。

丁度1週間が経ち
振り返っています。

昨年の春ガンが見つかり、

手術をしたものの
「年を越せないかも」と
言われていました。

でも亡くなる数日前まで
自宅で過ごせていましたし、

この状況下でも
すぐに入院できた事は
本当に有難い事だと思っています。

「一緒に過ごす残りの時間を
大切にしてください」

と言われた主人は

家族で旅行したり、

食べたいと言うものを
御馳走したり、

感謝を手紙に書いたり、

今まで以上に
親孝行をしながら
一緒に過ごす事が
できました。

お正月も自宅で
一緒に過ごせましたし、

数週間前には
家族全員で
お墓参りをしながら

大好きなシチューも
一緒に食べたりして。

この年になると
色々なお別れを
経験していますが、

別れの寂しさ以上に

「あの時〇〇しておけば良かった」

の後悔の方が
根強く長く心に残ります。

こうやって
最後の時間を
自分たちなりに
過ごせた事で

強く後悔するような事は
なくすことができたと思います。

そして
覚悟してたとは言っても、

実際に顔を見るまで
実感できないのですよね。

家に戻ってきた
故人の安らかな顔を見て
やっと実感し、

お葬式で
棺で眠る顔の横に
別れ花を添えることで

初めて、泣けるんです。

コロナの影響で病院に行けず
最期は会えませんでしたが

それまでに
大切な時間を共有しながら
ある程度覚悟する時間を得て

最後に顔を見て実感し

花を添えて
泣きながらけじめを付ける

という一つ一つは

(勿論個人によって違いますが)

残された家族にとって
本当に大切な「儀式」だと
改めて思いました。

でもコロナによるお別れの場合
そのどれもが許されません。

恐ろしいことです。

家族や親しい人と
そんな別れをしたくないし

これ以上
そんな想いをする人を
増やしたくない

医療崩壊で
救えるはずの命を
諦めなければいけない状況は

絶対に
避けなければならないと

改めて思います。

そして
同じく大事な事は

コロナに感染し、
言ってみれば
”被害者”でありながら

”加害者”になったような後悔を

近しい人に
背負わせない事だと思います。

無自覚な事も
多いと思いますが

日本の雰囲気と言うか
風土というか・・・

コロナかもしれないと
気付いているのに
引き篭れない人、
周りに言えない人も

多く存在するのではないかと
懸念しています。

現場で人を
支えてくださっている方

テレワークでは
仕事ができない方

代わりに買い物や手続きに
行ってくれる人がいない
一人暮らしの方

言ったら
非難されるのではないかと
怖くて言い出せない方

自分は違うと
信じたい方等々

色々な事情が
あると思います。

そして

志村けんさんの訃報に
全国に衝撃と悲しみが
広がりましたが

コロナの訃報が届くたびに

「原因は自分かもしれない」

「あのとき〇〇しておけば」

と後悔する人も
きっと増えていきます。

その後悔はなかなか
無くならないし

傷が癒えるまでには
とても長い時間がかかります。

親に、子供に、友人に、
仕事仲間や部下に、

そんな想いを
させてはいけないと
思うのです。

☆*:.。. oo .。.:*☆

コロナ感染には
色々な恐怖が
付き纏いますが

私がいつも
投稿等拝見している

西野亮廣さんの

「なかなか厄介な相手です。

ただ、

勝てない相手ではありません

という言葉に
我に帰ったというか。

↓こちらから引用させて頂きました。
キングコング西野からキミへ

オンラインサロンで
活動を拝見していますが
いつも
すごいアイデアと
行動力と優しさとに
圧倒されています!

ネガティブになって
思考が停止気味だったなあと
気付きました。

よく考えると・・・

「理論的には」
簡単ですよね。

今感染している人が全員、
誰にも感染させなかったら
事態は収束するわけですから。

でも
それが出来ない理由は
複雑で一律ではありません。

医療関係者の方や
物流、スーパー、
ライフラインに関わる方達に
実際に休んでくださいと
正直言えないですよね。

でも今、配送に
時間がかかっても構わない
という認識を持ったり

医療現場を
疲弊させない為にも

できる限り
家で過ごす事は勿論、

身近な人も
家にいられるような
工夫をしたり

助けてと言いやすい
環境を整えたり

それは迷惑行為だと
家族に伝えたり

国レベルの話じゃなくて

本当に小さな
コミュニティなり
家族なりの立場だからこそ

できる事を
それぞれが遂行していけば

クラスターを
潰していけるんじゃないかと
思います。

そして

人との距離を保つ時ほど
精神的な繋がりが
必要だと思うし

実際に
引きこもりたくても
引きこもれない方達

やたらと非難される
首相や知事を含め

医療、ライフライン、
物流・輸送関係、
政府関係、食料品関係等の方達に

感謝の気持ちを
伝えられる機会が
欲しいなあと
思っています。

言葉だけじゃなくて

例えばですが

数百円単位で
メッセージを
添えながら渡せる
商品券的なものとか
わかりやすいもの。

誰か作ってくれないかなー笑

と色々と
思うことがある昨今ですが

とにかく

自分自身や周りに対する
感謝や優しさも

大きな効果を持つワクチンだと
改めて思うのです。

 

最後までお付き合い頂き
有難うございました。

 

松田有里子

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました