8. 山羊座と平衡感覚

シュタイナーの12感覚と12星座

〜シュタイナーの12星座論と12感覚〜

山羊座に対応する超感覚は
「平衡(バランス)感覚」です。

バランス=天秤座
と思いがちですが、

天秤座はどちらかというと
2つのものを天秤にかけて
比較するイメージ。

平衡感覚は

左右だけでなく
前後左右、上下
全ての空間を感知する感覚で、

重力の方向を察知して
傾いた状態を立て直せる感覚、
と解釈しています。

ヤギが傾斜面でも
器用に草を食べられるように・・・。


平衡感覚は一つ前
射手座の「運動感覚」と
連動していますね。

7歳頃までに育つと言われる
志と関わる身体の感覚。

平衡感覚の器官は内耳にあり
反対に位置する蟹座の「聴覚」とも
深く関わっています。

この内耳に問題が起きると
めまいや難聴の原因になることも。

山羊座は社会的な星座で
ここで言う平衡感覚は

社会の中で
自分の立ち位置を把握して
安定して活動する感覚

と言えますが、

そこで
平衡感覚を使って
頭の向く方向を知る。

つまり目指す先・トップはどこか
仲間は誰か

全ての方向を知ってから
絶好の場所=小社会を
自信を持って作り上げる感覚。

だから社会生活が
苦手だと感じたら
平衡感覚を鍛えてみると
良いみたいです。

ヨガで身体の
バランス感覚を整えたり、
子供の場合は(大人でも)
ブランコも良いそうですね。

蟹座は
家族や仲間を守って
自分の「居場所」を
確保しようとします。

でも一度外に出てみないと
自分の居場所がここなのか
自分の守っているものは
本当に守るべきものなのか

比較ができなくて
自信がなくなる事もありますね。

だから外の世界を強く警戒したり
身内中心の偏った見解に
なってしまったりすることも。

海外に住んでみて
初めて日本の良いところに気付いたり、

便利な現代的な生活を経験して
初めて伝統的な生活の知恵の凄さに
気付くように

そうやって
社会を見渡した後に
自分の居場所を定める事で
迷いなく守るべきものを
守っていけるのですよね。

広い視野を持ちながらも
根を張って自分の所属する地域を
豊かにしていく。

感情だけでなく、
人と人とが共鳴する音や

宇宙から発信される
「その方向であってるよ」
みたいな信号らしきものを
聴きわけて

そのキャッチした音や信号を
どこで生かしていくのかは

立ち位置や居場所を察知する
この平衡感覚に
委ねられるのでしょう。

何年も前に

「居場所は
場所に属するんじゃなくて
人に属するんじゃない?」

と言っていた友人がいました。

そうかもなあと
思ったことを覚えています。

蟹座は血の繋がりに関係なく
共感できる魂の家族を
「聴き分ける」

山羊座を使う事で
土地や血筋に関わってきます。

外の世界を知らずに
本当にここは
自分の居場所なのか?

と不安になりながら
その土地で魂の仲間を
求めながら社会貢献するのと

外の世界を一通り知った後

自分の軸を立てる場所はココだ!

という
ハッキリした自信を持って
その土地に馴染んでいくのとでは

大きな違いがありますね。

その自信を携える為に
平衡感覚を鍛える事で

魂の仲間が見つかり
信号をキャッチしながら
共に地域を豊かにしていく
立役者になっていくのだと思います。

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