3. 牡牛座と思考感覚

シュタイナーの12感覚と12星座

〜シュタイナーの12感覚論と12星座〜

他人の「自我」を感知して
全てのものと
一つだった世界と
別れた事に気付いた
「自我感覚」の牡羊座から

そこにいる意味を
「思考」する牡牛座へ。

牡牛座に対応する感覚は
「思考感覚」です。

牡牛座は
自分の五感に
絶対的な信頼を置く星座。

人に聞いたりネットで
ささっと調べたりせず

自分の経験を通して
「思考」しながら
ゆっくり身体に落とし込んで
学んでいく牡牛座ですから

この感覚は
わかりやすいですね。

超感覚の「思考感覚」は
地上の情報(ネット、本、資料)
を参考にしたり
人と議論したり、

といった
外からの影響を受けない
天から与えられた
純粋な感覚。

ちょっと具体的に
例を挙げると

道路標識や
絵文字、信号等

見ただけで何を意味するかを
理解できているのは

そこに含まれる「思考」を
汲み取っているから、ですね。

それを理解する為には
過去に経験を積んで
身体に落とし込んでいるからとも
解釈できますが

思考感覚を研ぎ澄ますと
そういった経験を通さず
自分の感情に左右されず

自分の中に湧き上がる
「哲学」「アイデア」を極めて
提供していけるようなイメージです。

全てのものに
意志が宿っているとするならば
この感覚を研ぎ澄ませる事で
全てのものの存在を受け入れ
自分の存在意義も受け入れながら
更に高みを目指すのだと思います。

難しい哲学書を
理解できている方は
この思考感覚が
研ぎ澄まされているのでは
ないでしょうか。

松村先生は

この感覚を
呼び覚ます為には
”視界に入るものを
整理する事”

と本で書かれています。

目に入るもので
思考は左右されて
しまいますからね。

視覚は乙女座とリンクする
感覚ですが、それはまた
別途書いていきたいと思います。

そして
牡牛座の「思考感覚」
と対向するのは
蠍座の「生命感覚」

どのように補い合うのか
こちらも別途
書いていきたいと思います。


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